【活動報告】大分県ドローン協議会で「ドローン点検技術管理者向け講座」を実施

イベントレポート 2021.03.29

JUIDAは、2021年1月18日(月)～1月22日(金)、2月10日(水)に「ドローン点検技術管理者向け講座」を実施しました。本講座は、JUIDAが大分県ドローン協議会から「令和２年度大分県ドローン協議会ドローン産業人材育成事業」の委託を受けて実施したものであり、JUIDAが地方自治体の教育事業に携わる初めての取り組みとなりました。

本講座は、今後ドローンの利活用が見込まれる建築・設備・インフラ点検分野におけるサービス提供またはドローン導入に関する裾野拡大を図ることを目的としたものであり、大分県内企業の管理職等の受講者41名を対象にオンラインにて実施しました。

■講義は5日間、2月10日は成果発表会を実施
2021年1月18日(月)～1月22日(金)の5日間の講義では、ドローンの技術動向や建築・設備点検等の分野での具体的な活用事例の講義に加え、新規事業立案や社内業務改善に関する講義も実施され、様々な観点から新規ドローンサービス開発及び自社でのドローン導入に関する教育を行いました。また、2月10日(水)は、各コースの優秀者計6名が講座で出された課題に沿った成果物を発表し、大分県商工観光労働部新産業振興室長小石昭人氏と、JUIDA副理事長千田泰弘による審査を行い、最優秀者の表彰を実施しました。

■カリキュラム
本講座のカリキュラムは、「ドローンサービス提供者として事業展開を考えている方」向けと「業務改善を目的として社内でドローンの導入を考えている方」向けの２通りのコースを用意し、実施しました。
初日の１月18日は、共通講座として、「ドローンの法律、技能、運用」を６時間実施。２日目も共通講座として、「ドローンの活用事例」を４時間、「ドローンの技術開発」を2時間実施しました。３日目はコースごとに対象別講座を用意し、実施しました。４日目は共通講座として「ドローン空撮に関する概論」や「提案書作成」の講義、５日目は「建築/設備・点検に関する個別講義」として、選択して受講が出来る講座を行いました。そして、最終日の2月10日には、成果物の発表会と表彰を行いました。

■講師
講師には、JUIDA理事長鈴木真二をはじめ、一般社団法人日本建築ドローン協会副会長宮内博之氏、海外講師としてFEDS Drone-powered SolutionsのCEO Rabih Bou Rashid氏、PRENAV CEO Nathan Schuett氏らを招き、講座を実施しました。

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