ドローン映像ビジネスの可能性、会員様向けに「ストックフォトビジネスセミナー」開催
10月29日(火)、東京都文京区の東京大学工学部2号館にて「第2回 JUIDA×AFLOストックフォトビジネスセミナー」を開催いたしました。
JUIDAは今年、写真や動画といったビジュアル業界におけるドローンを利用した新しい表現の追求や、コンテンツ需要が増えてきていることを鑑み、株式会社アフロと提携を開始。7月にはJUIDA操縦技能証明証を保有している会員様に向けて「ストックフォトビジネスセミナー」を開催し、大きな反響となりました。
今回、2回目の開催となった当セミナーも募集開始後即満席となり、JUIDAの熊田知之事務局長は「非常に多くの人が興味関心を持っていらっしゃることが分かりました。これを機にドローンを活用した新たなビジネスへ繋げていただきたい。」と挨拶しました。
セミナーでは、アフロの映像ディレクター兼ドローンカメラマンであるフランチェスコ・リバッスィ氏が、ドローン動画撮影に必要なテクニックを解説。モニターに実際に撮影された映像を映しながら、例えばISOを上げるとノイズが出やすくなるドローンの特性や、映画のような映像を撮るためのシャッタースピードの設定など細かく伝授。特にオート設定に頼らないことの重要性を挙げ、どうすれば選ばれる映像を撮り、ストックフォトビジネスに繋げられるのかを説明しました。
ドローンコンテンツ市場の現状について、クリエイティブコンテンツ部の矢澤和宏氏は「動画コンテンツが500万点あるうち、『日本 ドローン』の検索ヒット数は2,900点しかなく、圧倒的に少ない」と需要に追い付いていない現状を述べ、ぜひストックフォトにチャレンジして欲しいと呼びかけました。
最後の質疑応答では、飛行許可に関する疑問や契約・審査についての具体的な質問が次々と挙がり、参加者の皆さまの熱意や目的意識の高さが伺えました。
セミナーを受講された方からは「スチールとドローン映像の共通点や違う点が細かく分かり、とても勉強になった」「なんとなく面倒なイメージのあった許可申請について詳しく聞けて安心した」といった声が聞かれ、資格保持者の新たな可能性へと繋がるセミナーとなったようです。
JUIDAでは今後も、会員の皆さまのビジネスチャンス創出につながる取り組みを進めてまいります。